介護の転職
2016年08月07日
施設形態別の志望動機の書き方!介護士転職で施設を変えるときの例文
介護職への転職の際に、どのように自分をアピールすればよいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?経験ゼロの状態で、介護職へ飛び込む人・介護職の他施設から転職を考える人など、さまざまです。新しい業種への転職の際には、どのような志望動機が良いのでしょうか?
目次
- 1
他業種からデイケアへ
- 1.1 例文
- 2
登録ヘルパーから特別養護老人ホームへ
- 2.1 例文
- 3
介護職から相談員
- 3.1 例文
- 4 まとめ
他業種からデイケアへ
現在介護職ではなく、他の業種に携わっている人で、デイケアへと転職を考えている場合には、前職での経験を活かして、他の職員にはできないサービスを行うことをアピールすると良いでしょう。また、介護の上級資格取得を目指していることも伝えておくと、向上心や積極性を評価してくれます。
参考:「デイケア」における介護士の役割や仕事内容!デイサービスとの違いは?
例文
現在は、歯科医院にて歯科助手として働いています。歯科医院には、入れ歯の調整や歯のトラブルで来院される高齢者が多く、毎日のように顔を合わせてお話をします。高齢者とのコミュニケーションを繰り返していくうちに、困っている高齢者の力になれるような仕事がしたいと考えるようになりました。
介護の経験や知識は足りないかもしれませんが、歯科助手のお仕事で身につけたコミュニケーション能力や親身になって話を聞く姿勢は、介護職において強みとなると思います。また、将来的には介護福祉士やケアマネージャーなどの資格も取得し、さらに貢献できるスタッフを目指します。
登録ヘルパーから特別養護老人ホームへ
登録ヘルパーから、施設で働くスタッフへと転職を考えている場合には、上級資格を取得したいという考えをアピールしましょう。上級資格を取得する上で、介護職の中のさままざまな職種を経験することは、とても重要になってきます。そのため、資格取得と自身の経験を増やすためにも、転職をしたいという考えをアピールすると良いでしょう。
参考:介護士の業務内容や設備は?特別養護老人ホームと有料老人ホームの違い
例文
現在、訪問介護の登録ヘルパーとして働いています。この仕事では、利用者さんとマンツーマンで接することになるため、利用者との信頼関係が結びやすく、利用者さんとのやりとりについて学ぶことがたくさんありました。また、ひとりで仕事をすることになるため、自分自身でやるべきことを把握し、時間を分担して、時間内に仕事をやり遂げなければならにいため、達成感があります。
この仕事をしていくうちに、このやりがいをもっと活かしていきたい、もっと上を目指したいと思うようになりました。そのためには、移乗やシーツ交換など、さらなる介護の実践をつんでいく必要があります。そのため、「施設名○○」で働いて、介護技術を磨き経験を増やしていくことで、介護職を極めたいと思いました。また、今後は介護福祉士の資格を取得し、名実ともに優れた介護職員を目指したいと思っています。
介護職から相談員
介護職をしている人で、相談員への転職を考えている人もいることでしょう。そんなときには、介護職としての経験を活かしながら、相談員業務も行いたいということをアピールすると、良いでしょう。相談員業務だけでなく、介護職業務も含めて幅広い業務に携わりたいと伝えることで、より施設側から必要とされやすくなります。
例文
現在は介護職員として勤務しています。介護業務をしているうちに、利用者の相談にのったり、計画書の作成をしたりと介護職だけでなく幅広い業務を行っている相談員の仕事に興味を持ち始めました。相談員としての業務だけでなく、介助やレクリエーションの企画などの介護職員としての業務にも携わりたいと思っているため、より幅広い場面で、お役に立てるのではないかと思っております。
まとめ
相手に自分の考えを伝えるには、自分の考えを掘り下げて理解することが重要です。まずは自分がどうしたいのかを明確にしましょう。介護職の転職の際には、自分がどのような考えをもっているのか、今後どのような活躍をすることができるのかをアピールすると、良い印象を与えることができます。これまでの自分の経験を活かし、自分ならではの活躍を約束することを前面に出すようにしましょう。