介護福祉士
2015年02月01日
筆記試験の要点も!有意義な時間を過ごせる介護福祉士技術講習会の参加について
私は去年の介護福祉士の国家試験、筆記試験は余裕の点数で合格したにもかかわらず、残念ながら実技試験で不合格となってしまいました。その時の出題内容が、特養で働く私にとっては運悪く、経験したことのない介護方法の実技だったため、まったくわからず想像で介助した結果の不合格です。
筆記試験が合格したのに実技試験では不合格。悔しい以上の何者でもありません。そして今年は同じような悔しさを経験したくない、と介護福祉士技術講習会に参加してまいりました。もちろん自腹で5万円支払ってです。国家資格にもかかわらず、お金を払って実技免除を受けられるという事実に「介護の質が落ちるのではないか」と試験を受けずに資格をもらえることに難色を示す意見も少なくないようです。
そこで、実技試験も経験し、実際に技術講習会にも参加した私の意見を述べさせていただこうかと思います。実技試験を受けずに国家資格を保有できる事が、介護の質を落とすとは思えません。技術講習会はとても内容が濃く、短時間で多くの事をカリキュラムをこなすため授業が終われば復習は必須です。ただ自ら実技試験の勉強をするよりも、現場を経験している先生の話は幅が広く、さらには介護施設全体の話、介護保険制度など、筆記試験の要点なども教えてもらえます。それは有意義な時間を過ごすことができると思います。
介護福祉士の試験まであと1か月を切りましたが、実技試験が免除されているという事実は筆記試験の勉強にたいへん集中できますね。来年、介護福祉士の試験を受験される方、もし技術講習会に参加するか否かを迷っているならば、私はぜひお勧めしたいと思います。