介護職員初任者研修
2014年12月12日
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は仕事だけでなく私生活にも役立つ
私は、我が子が病気で障害状態になった事がキッカケでヘルパーさんと出逢い、介護の仕事がある事を知り、私自身もホームヘルパー2級の資格を頂きました。働く施設によっては、介護資格不要と言うところもあるようですけど、実際に介護の仕事をしていくと、最初に介護の勉強をしてるかしていないかでは介護のやり方等の実践時にスムーズに出来るか出来ないかが変わってくるようです。
例えば、衣類を脱がせたり着せたりにしても、脱がせる時には衣類にしろズボンにしろ、健側(動きやすい手足の事)から脱がせる方が、とても簡単に脱がせる事が出来ますし、着せる時には逆に患側(動かせにくい手足の事)から手足を通した方が、介護される側の負担が減りますし・・・・介護する側にとっても楽に脱ぎ着せしやすくなります。その事は、勉強していないと、どうして?!患側側から着せるのか?健側側から脱がせるのかが分からないようです。
病気についても、勉強してなければ、どんな風な介護が必要なのか?!どのように対応していいのか分からないと思うんです。例えば、両親が認知症を患い介護状態になった時、対応が分からず両親に虐待をしてしまう親御さんもおられます。介護の仕方が分からなくて、腰を痛めてしまう方もおられます。
私は、ヘルパー2級の勉強でしたが全ての事を学びました。認知症に対してどう対応していいのか、介護する人の抱え方等など・・・・実生活においても大変役立つ情報だったと思います。いつまでも、健康でいられる人なんていませんからね、だからこそ、介護を仕事にするしない関係なく家族の為にも学んでおくことはとても良い事だと思います。