介護福祉士
2014年11月12日
平成28年度からの介護福祉士の試験制度改正に伴い筆記試験の重要性が増す
介護福祉士になるには、介護に携わる施設などでの実務経験が3年以上必要です。現在は実務経験での受験資格が認められていますが、平成28年度の試験より一定時間以上の研修を受けないと受験ができなくなるという受験資格の見直しが行われる予定です。
改正の内容としては、3年以上の実務経験に加えて半年以上の養成施設における研修を義務付けるというもので、以前から言われていた内容でしたが、介護業界からの強い反発により以前の改正から見送られていました。人材不足と言われる介護業界にとってはこの研修制度は事実上困難なものとして反発が予想されますが、より受けやすい環境にできるように検討が進められており、なお詳細は明確になっていないのが現状です。
試験の内容には大きな変更がなされることがすでに決まっており、従来は筆記試験と実技試験で構成されていましたが、研修の義務化による実技試験の廃止に伴い筆記試験のみとなり、試験問題の構成にも問題数の増加などの措置がとられるようです。
現行の試験制度で受けられるのは平成27年度までとなるので、次回の試験は多数の駆け込み受験者が予想されます。
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